本ページは以下動画の台本を書き起こしたものです
導入
皆さま、こんばんは。年末ですね
年末過ぎれば年始、年始と言えば初詣ですよね
ということで「もしかしたら貴方が知らないかもしれない、お守りや縁起物の豆知識」を披露します
ちなみにボク自身は神職でないどころか年始に初詣すら行ったことが無いニワカなので情報の正誤は自己判断でお願いします
ではやっていきましょう
1. お守りは買うとか売るとか言わない
お守りを数える時、1体、2体と数えるのは結構有名だと思いますが、お守りを指して「買う」という表現も好ましくないとされているようです
なので「買う」という表現は用いず、「いただく」とか「お受けする」みたいな言い方をします
堅苦しすぎる言い方なので「もらう」という言い方でも良いと思います
「買う」という表現を嫌う理由をきちんと聞いたことは無いですが、神社が行うのは商売とは少し性質が違うものなのでそういう表現を嫌うのだと思います
ちなみに逆の「売る」という表現は「授ける」とか「お分けする」とかになります。
「このお守り売れるの早いね~」みたいなのは「このお守り出るの早いね~」のように「出る」と表現します。
まぁこのあたりは神社によるのかな? よく分かりません
ということで「お守りは買うとか売るとか言わない」は以上
では次行きましょう
2. お守りは複数持つと喧嘩するということは無いらしい
考えたことも無かったですが、お守りを複数持つと喧嘩するという考えがあるみたいですね
ボクも遠い昔そのあたりの話聞いたことありますが、まぁ実際は一緒のお財布に入れても良いみたいです
というか喧嘩するってなんだ。子どもか
でも日本神話の神々って妙に人間臭いですからね……そう思われてもしょうがない
3. 今年頂いたお守りをお焚上に持っていくのを忘れずに
神社庁によるとお守りは一年を目安に替えるのが良いそうです
ボクが知ってる神社でもそう言ってました。一年か願いが叶ったときを目安に入れ替えるのが良いとされています。とか見た気がします
なので、初詣行く方は今年の初詣で頂いたお守りを忘れずに。まぁきっと毎年みなさんやってるんでしょうから忘れないんですかね
でもこれってどうなんでしょう
例えばしんだ母親が最期に小学生の自分に送った安産祈願のお守り。これをお焚き上げするのはなかなかツラいものがありそうじゃないですか
ボロボロになったお守りもなかなか味がありますよ。人間も年食った人の方が味ありますし。
4. 破魔矢と鏑矢は本質的に同じ
破魔矢と鏑矢の違いについても意外と質問される人が多い気がします
どちらも「魔を破り厄を払う」みたいな基本的なところは同じみたいです
破魔矢と比較して、鏑矢の方は先端に笛がついていて、射ると音が鳴るそうです。まぁ縁起物の鏑矢を射ったことは無いのでホントに音が鳴るのかは知りませんが。
鏑矢はそれ以外にも破魔矢以上に豪華な飾りつけをされていることが多い気がするので、なんとなく破魔矢の上位互換みたいな印象があります。
というより破魔矢の中で先端に笛が付いているものが鏑矢なんでしょうね
でも余計な装飾が無い分、破魔矢の方が飾りやすいと思います。「縁起物は目線より高い所に置く」とか「凶方に向ける」とか気にする人は鏑矢だときついんじゃないでしょうか
ムリに置いて落ちてこないように気を付けましょう
探してみると小さい破魔矢とかもあったりするので個人的にはそっちの方が好きです
ということで「破魔矢と鏑矢は本質的に同じ」は以上
5. おみくじは神社によって順位が異なる
昔おみくじって大吉・中吉・吉の順だと思ってたんですが、どうやら馴染みの神社は大吉・吉・中吉だったんですよね
どうも神社によってこの順番が異なるらしく、特に中吉と吉の順番が入れ替わるそうです
友達と一緒に行ったときにバトルするときはちゃんと確認してからにしましょう
まぁ一緒に行く友達がいれば、ですが
ちなみに凶や大凶は少なくしているという有名そうな話。ボクも実際そう聞きました
引いてもあまり良い気がしないから大凶は入れないし、凶は少なめにしているらしいです
なので友達とおみくじバトルして負けた時の言い訳はこの通りにすると良いでしょう
あれ、何の話だったっけ?
まぁいいや、次行きましょう
6. おみくじは別に結ばなくてもよい
おみくじというと結ばなくてはいけないと思っている方もいるそうです?
別に結ばなくても良くて、手元にずっと持っていてたまに書いてある内容を省みるということも推奨してたりしてるようです
何が書いてあるか覚えてられないでしょうし、持ってる方が良さそうですよね
7. 実は巫女さんを撮るのは良くない
これが一番びっくりする内容だと思います。なので最後にしました
知ってますか? お札場とかにいる巫女さんをカメラで撮るのはよろしくないんですよ
スマホなら良いとかそういう意味じゃないですからね
ボクは鈍いので気づいたことないですが、離れた距離からこっそり……結構そういう方いるそうです
最後
色々言いましたが、ボクが知ってる限り、神社の方こそあまりこういったルールを強制はしないように思えます
身内に対してはともかくとして、あくまで各々が個人としてどう考えるかを尊重しておりそこを侵すようなことはしない印象です
こういったお話を本職の方がするときも「と言われている」とか「とされている」とかあくまでその人がどう考えるかの判断の指標の一つとして言っているかと思います
つまり何が言いたいかと言うと、例え他の方がココで言っていることに反していてもそれを人に強制するのは違うかな、ということです
結局はお気持ちです。自分にとって何が正しくて何が大切なのかを考えるようにすることが大切なんでしょう
あでも巫女さんの撮影は違いますからね。これはマナーとか信仰ではなく、法的にどうかという話ですから
それでは本日はここまでです。またどこかでお会いしましょう