- 概要
- 設定変わったところ
地獄先生ぬ~べ~の新アニメが2025-07-02(木)よりやっていますが、そこで設定が変わったところを挙げています。
一話一話の細かい内容ではなく、全体的な作りに関わるところに絞っています。
当然にネタバレが含まれるので気にする方は注意です。
原作では九十九の蟲に取り付かれた広が超問題児でそれが原因で童守小学校に転校してきました。が、新アニメでは広はずっと童守小学校に居たことになっており、ぬ~べ~が転校(転任)したことになっています。
別にどっちが転校してきたかで話の流れが変わるわけではないですが、元々ぬ~べ~が童守小にやってきたのは、童守という土地自体が霊界とつながりやすくなっており、やってくる霊たちから生徒を守るため、と原作中で言っています。新アニメではぬ~べ~が転任してきたときにその話題に触れているので、このあたりの話が分かりやすくなってますね。
ちなみに特別読み切り版では今作同様にぬ~べ~が転校してきています。
全員多少なりとも性格が変わっている気がしますが、今のところ克也と美樹(と律子先生)が特に変わったように感じます。
克也は不良じゃなくなったし、美樹はトラブルメーカー的な性格だったのが割と常識人に今のところ思える。でも美樹の性格は割と最初は安定してなかった気もするからこんなものかもしれない。
あと美樹の「鵺野先生」呼びにすごい違和感が……。原作でこんな呼び方したことあったっけ。
ちなみに律子先生は原作だと結構気が強いというか荒くれものというかぬ~べ~に対して不当に当たりが強いというか、ともかく新アニメではそのあたりが穏やかになったように感じます。暴力自体はあるけど。
原作のぬ~べ~は生徒を守る時にはすごい力を発揮するけど、普段の除霊では力を発揮できず失敗することが多い……みたいな感じだったのが、新アニメではそもそも悪霊じゃないから除霊する気が無く、意図的に除霊を失敗している……というように見えます。まぁそもそも日常の除霊描写が1回しかないのでまだ何とも言えませんが。
というか新アニメはそういったギャグ要素自体かなり減らしているので、それに伴って変わったところかもしれません。
ぬ~べ~曰く律子先生は霊媒体質らしいです。原作で表立ってそういう発言って無かったよね確か……。
でも原作でもぬ~べ~によく背後霊が憑いてるとかは言われていたような気もするので、今回ぬ~べ~がはっきり口に出しただけで新しい設定が生えたわけでもないのかもしれません。
原作では「特に理由の無い九十九の蟲が広を襲う!」という感じでしたが、新アニメでは玉藻先生が人化の術を成功させるために仕組んだことになっていました。まぁこれは多分深い理由は無いんじゃないですかね……。
原作では確か最初は教生(教育実習生)として現れて、その後医者になったと思いますが今作では最初から医者です。良く知りませんが、教生から間もなく医者になるというのは現実的にはほぼ無理なんじゃないですかね……。
ちなみに原作で玉藻が医者になったのは、ぬ~べ~と同じ強さを得るためにその根源である人の「愛」を理解するためでした。医者となって人を助けることが愛を理解することにつながるという論法です。
原作の人体模型は本当に人間になりたいという純粋な願いを持った妖怪でしたが、新アニメでは「自分と同じになるように皮をはぐ」ために割れたガラス片で襲い掛かるというとんでもないことを広たちにしています。
人体模型は原作NEOでも出てきており、そこでは「人に危害を加えた以上見逃せない」という理由でぬ~べ~に消滅させられそうになっています。(もちろん危害の程度によると思いますが)
なので原作とおなじぬ~べ~だったら今回広たちに襲い掛かった時点で消されてた可能性が十分あります。