「死にあるき」第1話~第3話
作成日:2017-06-17
最終更新日:2019-02-18

ネタバレもあるので要注意
第1話

ストーリー

主人公「黒須朱鷺子」と彼女のクラスメイトの夏生が下校しているシーンから始まります。

自分の母親に対する愚痴をグチグチと言っている夏生を諫める朱鷺子。

「ガミガミ言われるのは今だけ」「親孝行しなさい」と、ここだけ見ると普通の女子高生の朱鷺子です。

朱鷺子宅の前で別れる二人。

朱鷺子が家に入ると、なんと頭から血を流して倒れている養父「黒須時宗」が。

その死体を前に朱鷺子は「おや、これは……」とつぶやき、

死体の脇にある本を広げて「面白そうな本」と漏らすのでした。


場面は変わって、病院の霊安室。

黒須家の面々が集まって、重々しい雰囲気の中時宗の遺体を囲っています。

ちなみに集まった黒須家一族は以下の人たちです。

・長女:黒須美雪
・長男:黒須貴仁
・次男:黒須弘明
・次女:黒須春香
・貴仁の妻:黒須彩子
・弘明の妻:黒須絹江
・弘明・絹江の娘:黒須里奈
・養女:黒須朱鷺子

序盤の割には結構多く出てきますね。朱鷺子を除いて7人。覚えられるかな……。

しかしご安心ください。この話で2人死にます

死んだ時宗が資産家だったため、事件性がないか事情聴取の為に警察がやってきます。
現場検証を兼ねて時宗の家に向かうことを朱鷺子が提案し、みんなで病院を出ることに。

病院のエレベーターを呼ぶボタンを押した後、本を忘れたことに気付き先ほどの霊安室に引き返す朱鷺子。

朱鷺子が引き返した後、里奈は、父親が死んだのにまったく悲しんでないのはおかしい、
朱鷺子が何かをしたんじゃないかと彼女に対する疑いを周りに漏らします。

周りはそんな馬鹿なと半信半疑の様子。つまり、その疑いを否定できない。
(約一名、「伯母さんもそう思うわよ、里奈ちゃん!」と全力で肯定する彩子とかいうやつがいましたが……)

やがてエレベーターの扉が開き、家族に愚痴りながら前を見ずにエレベーターに乗ろうとする里奈。

しかしそこにあるはずのエレベーターは到着しておらずそのまま下に転落してしまう里奈
とっさに助けようとした弘明も一緒に落ちてしまいますが、病院の地下階だったため大事にはなりませんでした。

が、上ろうとしている途中でエレベーターが下りてきてしまいます。
弘明は里奈を先に脱出させますが、彼は入り口と降りてきたエレベーターに挟まれ、家族の前で頭を潰されて死亡します。

全員が取り乱しているところで朱鷺子が戻ってきます。
時宗の時と同じように弘明の死体を前に笑みすら浮かべる朱鷺子。

それに激昂して絹江が朱鷺子につかみかかりますが、そんな彼女に対して朱鷺子は……

「義姉さんこそそんなに取り乱して…まるで知っていたかのようだね、弘明兄さんが今日死なないということを。」
「勿論、人がいつか必ず死ぬという事は解っているよ。」
「しかし、それがいつでどうやって死ぬかそんなこと私には解らない。」
「今日死ぬかもしれない人間が今日死んだ。当然の事しか起きてない。」
「泣くも怒るも君たちの勝手だが、私に共感を強要しないでほしいね。」

と神経逆なでる発言全開。

春香がブチ切れて朱鷺子を平手打ち。そして一喝。

「あんたが悲しく無くても私達は悲しいの!!」
「少しは人の気持ちを考えてよ!!」

さり気なくブーメラン。共感を強要してほしくなかった朱鷺子さん涙目ですね。

さすがに立て続けにこんなことになってしまっては、事情聴取も満足に行えないと思ったのか、今日は簡単な事情聴取に留めることを刑事が提案。
でも鋼のメンタルの朱鷺子には、さらっとその後現場の案内と事情聴取をお願いしてたり……。

快く承諾してお腹が空いたのでと、購買に向かう朱鷺子。
朱鷺子がいなくなったあとに絹江は「よく食欲が沸くわね」と、相当朱鷺子に対してフラストレーションが溜まっている様子。

一方朱鷺子は購買に向かうわけですが、残念ながら時間的に締まってました。
そしてやっと見つけた自販機の前で嬉しそうに「ポテチップ」を買おうとしますが、今度は財布を忘れて買えません。
本忘れたり財布忘れたり結構ドジですね。

アリバイに関する聴取も一通り終わったあと、春香はさっきの平手打ちのことについて謝りたいと朱鷺子の元に向かいます。

ええ子や。

謝りながら冷却シートを朱鷺子の頬に貼る春香。
そしてさっきみたいな周りが不安になるようなことを言わないでほしいとお願いしますが、朱鷺子は返事をせず事情聴取は終わったのか? と聞きます。

春香は朱鷺子を皆のいる場所へ案内しようと下りますが、何を思ったのか「姉さん」と朱鷺子に呼びとめられ、
振り返った瞬間バランスを崩して階段から転落
さらに看護師がたまたま同じタイミングで落としたペンが転落する春香の下へと……。

首の神経を傷つけ即死し、変わらぬ態度の朱鷺子に貴仁は思わず、彼女の首を絞めます。
刑事の制止のおかげで解放された朱鷺子ですが、なんにもなかったかのように、現場検証のため自宅へと刑事を案内します。

刑事は朱鷺子と二人きりになって、人が死んだとは思えない朱鷺子のその異様な態度について尋ねます。
美雪以外の家族全員が朱鷺子に対して強い憎しみを露わにする傍らで、朱鷺子は、「自分はずっとこうだった」「彼らは今本気で私と向き合っている」

「これは、とても…幸せなことではありませんか?」

と刑事に聞いて1話はおしまいです。

この話だけ見ればAnotherとかに近いかもしれない。
このペースで人が死んだら数話で終わるとみんなが思ってましたが、人死にはこの作品の一面でしかないようです。


ちょい足し

おでんを食べる朱鷺子と夏生が、「ロールキャベツ」と「餅きん」のどちらが美味しいかで討論する話。
朱鷺子チョイスの「ロールキャベツ」は夏生曰く意外とイケるということですが、一方朱鷺子は……。

本編では得体の知れない不気味さが目立つ朱鷺子ですが、ちょい足しでは大体オールウェイズドジっ子風。

第2話

ストーリー

前回起こった3つの人死に。

このうちエレベーターの転落事件のみ、エレベーターの管理会社をリストラされた社員による細工だったことが判明したものの、それ以外はすべて単なる不運な事故としか言えなかったそうです。

しかし刑事はこの事件にいる朱鷺子に不審さを感じ、事件の調査に乗り出します。

調査するのは家族への事情聴取で判明した朱鷺子の過去。

朱鷺子は過去においても周りの人間が死に何度か立ち会ってあり、それは今回の件を含めて8件に上るという。

しかしそのうち7件において事故あるいは自殺という結論でした。

つまり朱鷺子が関与する余地がほとんどないという。刑事が思わず「呪い」という非現実的なものも考えてしまうほど。

一方そのころ3人分の葬式の為に集まっていた朱鷺子と里奈を除く黒須家一族。

しかし話の内容は葬式の話ではなく、朱鷺子への憎しみから生まれる殺人の相談でした。

美雪は全力で止めようとするものの、逆に美雪をガムテープで縛って動けないようにする三人。

下校途中の道、夏生と楽し気に会話する朱鷺子。

しかし夏生と別れた朱鷺子の前に黒須絹江が現れ……。

このころから美雪さんはいい人や

ちょい足し

今回は焼き鳥回。夏生がネギまを2本頼んで……。

お店のおっちゃんが「いいのかそれで…!」と心の中で突っ込むほど。

第3話

ストーリー

この話は黒須絹江と対峙した朱鷺子の独白から始まります。

内容は、朱鷺子にとって家族とはどういうものか?

朱鷺子を待ち伏せていた絹江は彼女を連れて歩いていきます。恐らく貴仁と彩子のいるところへ連れて行こうとしているのでしょう。

しかし会話の途中で足を止めて朱鷺子へと振り返った瞬間、落ちてきた室外機に潰されてしまいます。

その後、車の中で朱鷺子を待ち伏せていた貴仁と彩子の元へ電話がかかってきます。
絹江からの物と思って取った電話でしたが、発信元は朱鷺子

内容は絹江が事故に遭ったため、今すぐ来てほしいという朱鷺子からのお願いだった。

絹江すらも殺されたと思ってパニックになった二人。
彩子は電車がすぐそこまで来ているにも関わらず、車で踏切を超えて逃げだそうとします。

しかし貴仁の必死の説得で落ち着きを取り戻しなんとか遮断機の直前で車を止めます。
絹江が死んだことで貴仁は朱鷺子を殺すことを諦め、運転を変わろうと彩子に伝え、彩子が運転席を降りた瞬間

後ろから追い越してきたトラックに轢かれ彩子も死亡します。

家に戻ってきた貴仁。縛り付けられたままの美雪の前で朱鷺子殺しに失敗したことを告げます。
朱鷺子は自分たちを全員殺すつもりだと恐怖に震える貴仁ですが、電話の様子から異変を察知した朱鷺子が家に帰ってきます。

縛り付けられた美雪のガムテープを剥がしていく朱鷺子。
それを見て貴仁は、「俺の家族に近づくな!」と包丁を持ち出します。

朱鷺子は貴仁の言葉に反論していきますが、貴仁はそんな言葉など意にも介さず遂に朱鷺子に包丁を振り下ろします


場面は変わって刑事二人の話へ。

今回の事件は、殺人と事故の二つが重なったものという考察をしている二人の前に、漆間大学でオカルト科学を研究している教授助手、秋山が現れ事件から手を引くことを奨められます。

秋山は殺人に最も必要なもの「殺意」が朱鷺子にはないと言い切り、その上で、しかし偶然にしては頻度が多すぎると言います。

秋山は同じことを繰り返さないため、正確な対処法を編み出すため、この事象の根本の原因を解き明かすとし、
「なぜ彼女の周りでは人が死ぬのか」「周りとはどの程度の範囲なのか」。そして、

「その周りには自分自身がその範囲に含まれるのか」という疑問を提示し今話は終わります。

このセリフのバックグラウンドに包丁でめった刺しにされて、血まみれで倒れている朱鷺子が映っています。

このオカルトの登場で余計死にあるきという作品がよくわからなくなりました。ファンタジーなのかミステリーなのかホラーなのかサスペンスなのか……

ちょい足し

今回も食べ物回。こいつらいつも食い物の話してんな。

夏生が深刻な顔で「あたしの悩み聞いてくれる?」と聞いてきたものだから、
思わずハッ(; ・`д・´)(ほんとにこんな表情)として「どうした?」と心配する朱鷺子。

「冷めたら不味い食べ物トップ3」を考えていて、
カルボナーラとフライドポテトは2トップ確定だが、残り1つが思いつかないと朱鷺子に相談する夏生。

あまりに下らない悩みに朱鷺子が終始テキトウな相槌を打っておしまい。

朱鷺子こうしてみると普通に結構いいやつだよなぁ
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