「死にあるき」第21話~第25話
作成日:2018-03-22
最終更新日:2019-02-18

ネタバレもあるので要注意
第21話

ストーリー


前話で秋山に捜査協力を求めた古河。

今話は殆ど如月教授たちと古河の情報交換会です。


ヘビースモーカーである如月教授の部屋に入ってさっそくその煙たさに驚く古河。

せめて消火器を置けばと言われた秋山は部屋を後にし、部屋には如月教授と古河のふたりだけになります。

今までの話ではオカルトのことばかり調べている印象がありましたが、あくまで如月教授は「死」に関して調べており、今は黒須朱鷺子の周辺を調べている模様。

朱鷺子の周辺で起こる「死」を偶然と思っている古河はともかく、そのオカルトを信じている如月教授たちがなぜ朱鷺子に関わろうとするのか古河は教授に疑問を投げかけます。

如月教授は死ぬことよりも知ることのが大切だと思っているため、死ぬのが怖いから調べないなんて一切考えないとのこと。


まぁそういう人だよね。


ただ、秋山はそうじゃないと教授は思っているらしい。

そして秋山が戻ってきて、具体的な話に移ります。


少々古河のことを馬鹿にしながらも、白骨死体事件のことを解説してくれます。

曰く、今回の白骨死体の事件の犯人は「殺すこと」ではなく何らかの理由で「使用する」ために殺人、次いで解体を行っているらしい。

そして、白骨死体の数が22体で、警察が死体を見つけるまでの期間が22ヶ月であることから、犯人は一か月に1体の人間を解体し、そして近々新たに2体の人間の死体が上がることを予見。

この中には解体されていない里奈は含まれていないため、現在行方不明である朱鷺子以外にもう一人隠れた犠牲者がいると思われます。

と、ここまでは分かっているものの、犯人像はまったくつかめてない模様。

ただ、逆に古河には犯人像が掴めているらしく、白木宅から見つかった毛髪から「黒髪の短髪のA型の男性」で、Nシステムについて詳しい「警察関係者」もしくは「記者」であるとのこと。

古河には思い当たる人物がいないらしいですが、如月教授たちは違う様子。

これで青谷に結び付くというわけですね。


そして場面は変わり、青谷たちがカレーを作っているシーン。

いつもよりいいお肉をつかっているからね」と言う青谷の意味深なセリフで21話が終わります。

意外と如月教授たちが真面目に朱鷺子のことを調べていることが分かりました。
あくまで教授たちの方が一枚上手な感じはありますが、古河も未熟ながらも確実に事件解決に貢献しているようです。
如月教授たちの中でも犯人は判明したようですが、朱鷺子の救出は二人が助けるのか、それとも朱鷺子が呪いの力で自力で脱出するのか……。

ちょい足し

今回は子供の頃の朱鷺子と、黒須時宗(お父さん)の和む?お話。
第22話

ストーリー

カレーを作っていた青谷。

出来上がると藍を呼んで、カレーを運ぶようにお願いします。


この時藍ちゃんはベッドの上でDSやってました。年齢相応なのかな?


そして運んだ先には椅子に縛られている朱鷺子が。

口もガムテープで縛られて声を出せないようにしてあります。


青谷はお腹が空いたまま死ぬのは可哀想だと、食事の為にガムテープを外し、朱鷺子の為にカレーを食べさせてくれます。


なんて嬉しくない「あーん」。


取り乱すこともなく、殆どいつも通りの様子の朱鷺子に感嘆する青谷。

それに対して自分は汚い存在で、だから藍の家族になれないと嘆きます。

当の藍はそんな風には思っておらず、むしろ両親から助けてくれた蒼以外はどうでもいいそう。


蒼は本当は藍の両親を殺したくなかったらしいですが、虐待を受けていた藍を助けるために殺し、誘拐していたようです。


うーん、ちょっとサイコパスっぽいところもあるけど正義感も強い良い人な面もあるんだよなぁ。


藍の両親を手に掛けた後、本当は自殺を考えていた蒼。

でもここであることに気付きます。

自分の中身を入れ替えて綺麗にすればいいと。


人間の体の細胞は約二年間で入れ替わるそうです。

中身を入れ替えるため、綺麗な人たちを解体して、その血を飲んで生き続けることを考えました。

そう語る蒼を見て、朱鷺子は初めて、周りが自分に対して抱いていた恐怖心が今自分が蒼に抱いているそれと同じだったと気づきます。

その後、蒼は朱鷺子や矢代のようないい人が助けてもらえず死んでしまうのが可哀想だと言いました。

どうやら蒼と矢代は昔の知り合いで、記者になりたての頃何かと面倒を見てもらっていたようです。

なので、自分が殺人鬼であることを知って悲しまれる前に死んでくれてよかったと思っている模様。


そして、ここで朱鷺子がご飯を食べ終わります。

解体して中がえぐいことになるのが嫌な蒼は、そのカレーが排泄されるまでの約40時間待ってくれるそうです。


その40時間でまたお腹すくんですけど(´・ω・`)

蒼の心情が中心の話でした。サイコパスでありながらも強い正義感を感じさせる人です。
物語も終わりに向かっているからかもしれませんが、最近は展開が穏やかになってきた感が否めません。白骨死体の事件にフォーカスが当たって、朱鷺子の死の謎に関しては置き去りになっているのもあるからかもだけど……

ちょい足し

20話と同じ、ドラ〇エの世界観を模したちょい足し。
今回は朱鷺子が魔王を倒そうとしますが、そんな彼女の前に夏生が現れ……。

今回は二人の友情が垣間見えるちょい足しでした。前回とは違い「BAD END」というテロップもなかったし。
第23話

ストーリー

前々話、21話で古河の情報から白骨死体の事件と青谷を結び付けた如月教授たち。

しかし古河の言う犯人像に思い当たる人物は全く思い当たる節はないと、うそをつきます。

まぁ警察が介入するより前に調べたいって言うのが彼らのスタンスだからそれはしょうがない。


古河は帰宅後、一連の事件について考えますが、やはり今の時点では何もわからない様子。

しかし、如月教授たちが「犯人に全く心当たり」がないと言ったときの二人の違和感には気づいたようで、彼女らの動きを追うことにします。


一方、秋山は容疑者である青谷について調査を進めていました。

それによると、青谷は十三年前に両親による無理心中事件に巻き込まれ、自分だけは生き残ったもののその後は親せきの家を転々とするようになったそうです。

登場時の印象の通り、普段は温厚な人柄っぽく見えながら、正義感が強く、特に殺人犯に対して強く感情的になるようです。


職場にも出勤せず、電話も通じなかったため直接青谷の自宅を訪ねたいと申し出る秋山。

しかしそれにいい顔をしない如月教授。


黒須家が全員死に、刑事が死んでいる現状、朱鷺子の呪いのような死の範囲は拡大しており、その状態で殺人鬼の可能性が高い人のところに行くことの意味を指摘して「それでも行くなら私は止めない」と言います。

秋山も教授の研究のためならと命を捧げる覚悟を伝えます。

そして教授に「また明日」と伝えて秋山は部屋を後にします。


どう見ても死亡フラグなんですが……(;´Д`)


そして青谷の部屋を訪れますが、それを尾ける怪しい人影

部屋を開けようとすると、その人影に腕をつかまれます。


見れば古河刑事。

昨日の二人の様子を怪しいと思っていた彼は秋山の動きを見張っていたのです。

こういっちゃなんだけど矢代さんいなくなってからどんどん優秀になってるな……。


そして開いた扉の先で二人が見たものとは……。

誘拐された朱鷺子とは別ラインで白骨死体事件の真実が明らかになっていきます。
しかし一方で青谷一人の犯行にしては無理がありすぎるという点で、未だ黒須家連続不審死事件についてはまったく真実が明らかになっていないという気がします。

ちょい足し

夏生とオカルトペアと刑事ぺアの家族構成図。夏生って妹居たんですね。

ちなみにそれに対する作者のコメントは「わき役たちの家族構成」。夏生ですらわき役なんか……。
第24話

ストーリー

前話で出てきた青谷の過去の回想から始まります。

青谷は荒れた家で妹を両親から庇っていました。

普段は放課後の友達からの誘いを断ってまで、急いで家に帰っていた青谷ですが、ある日学校の友達に「今日だけ」と強く誘われて、本当は家に帰りたくなかった青谷はその日だけ友達と遊んでいました。

しかしその日、家に帰るとそこでは妹の首を絞めている両親の姿が。

督促状が床に落ちていたことから、借金苦による無理心中なのでしょう。

彼らは青谷を見つけると首を絞めて殺そうとします。


何とか一命をとりとめるものの次に目を覚ました時には、首を吊って死んでいる両親と彼らに絞殺された妹の死体が。


妹が首を絞められている中、自分は友達と遊んでいたことを酷く後悔し、以来自分のことを汚い存在だと思うようになったそうです。


両親から妹を守ったり、友達と遊んでしまったことを後悔したり元々はかなり優しい子だったようですね。


場面は変わって現在の青谷たち。

朱鷺子を監禁してから既に27時間が経過していました。

朱鷺子はあの世でみっともない格好で父親に会いたくないと、自分の所持品を始末するときは服を洗濯してアイロンにかけてから燃やしてほしいと青谷に聞きます。


リアリストの朱鷺子がそんなことを気にすることに驚きつつも青谷は快く承諾します。

朱鷺子は抜かりなく、ちゃんとアイロンが青谷の家にあることも確認した上で、これから死ぬことを意味する言葉、トイレに行きたいと青谷に伝えます。


青谷は後ろ手に縛っていた朱鷺子の手を前で縛り直します。

そして朱鷺子はトイレに行く途中横目でさりげなくペンやハサミなどの文房具類に視線をやります。

反撃の予兆……(;・∀・)

自分の死をまったく恐れず大人しくトイレに入った朱鷺子を見て、青谷は朱鷺子がやはり特別な存在なのだと認識します。

しばらく後、朱鷺子はトイレを出ると青谷に水を要求します。
 
曰く、手が前にある内に飲んでおきたいからとのこと。

青谷が水を注ぐためにキッチンに向かった瞬間。
 
朱鷺子は鉛筆を手に取って藍を人質に取ります。

そして自分の言葉に従わなければ藍を殺すと脅すのでした。

古河や秋山が助けに来るのではなく、まさかの朱鷺子が自力で突破しようとするパターン。なんと勇ましい……。いや本人からしたらこれしかないけど。
でもこの状態であっても青谷から逃げ切るのは難しく、逆に藍を人質に取る行為をしたせいで危うい状況になったとも取れると思います。
何か作戦があるんでしょうか。

ちょい足し

朱鷺子と夏生が「いつまでサンタを信じてた?」と談笑しています。夏生は小学生で真実に気付いたそうですが、一方朱鷺子は……。
お前はどこのスネークだ。
第25話

ストーリー

前話で遂に青谷に対して反撃を開始した朱鷺子。

朱鷺子を「良い子」だと思っていた青谷は信じられない様子ながらも、藍を人質に取られてしまっているので、素直に彼女の指示に従います。

注いでいた水は机の上に置かされ、自身はキッチンの戸棚に手を付けて後ろを向かされます。

朱鷺子は藍に手を縛っていたガムテープを剥がさせ、何やら行動を開始します。

青谷は後ろを向かされているため、朱鷺子が何をやっているのかが見れないものの、おそらく窓から逃走をしようとしているのだろうと予想します。

そして朱鷺子の気が逸れるであろう窓の鍵を開けた瞬間に彼女を殺すことにします。

窓の鍵を開ける音がした瞬間、水切り台の中にあった包丁を取り出して朱鷺子に向かって駆け出しますが……

足を一歩踏み出した瞬間に何かに感電して転倒してしまいます。

見れば、コンセントに繋がれた電源ケーブル水道水を使った即興のトラップが。

コンセントのケーブルのカバーは前話で位置を確認していたハサミを使って破り、床にばらまいた水は、机の上に置かせたコップの水を使ったようです。

朱鷺子の反撃はそれだけでは終わらず、床に寝そべって縛られた藍の上には紐でつながれたアイロンが。

朱鷺子が紐から手を離せばすぐに、そのアイロンが藍に向かって落下します。


子供の藍でも致命傷には多分ならない気がするんですが、アイロンの先端が尖っているので頭に向かって落とせば、かなりの怪我になるとは思います。


朱鷺子は3つのカウントダウン後、紐から手を放しアイロンを落とします。

青谷は多少感電している様子でしたがとっさに飛び出して、何とか藍を庇うことに成功します。

しかしその瞬間に朱鷺子は床に落ちていた包丁を拾い、青谷の首を切りつけます。


即死は免れたもののその出血は人が死ぬには十分な量でした。

朱鷺子は血に塗れて笑いながらも、青谷に向かって一つ「アドバイス」をします。


青谷が綺麗な人間になるのを求めて、きれいな人間の血を飲むなら、自分の血は飲むべきではないと。

その意味を図りかねる青谷に朱鷺子は、家族を殺したことを自白するのでした。

遂に朱鷺子は作中で明確に人間を殺そうとします。動きを封じた時点で反撃せずとも逃げ切れたような気がしますが……。
そして家族を殺したことも明らかになりました。ここから黒須家の連続不審死事件が明らかになっていくのでしょうか。

ちょい足し

年を越せた人たち、つまり今生きている登場人物たちで人生ゲームをしています。青谷は死にかけてるけどな。
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